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電子 2020.04.21

時節柄、無線機器の清掃をおすすめします。

お客様各位

「スマートフォンはトイレの便座より汚い」は本当の事だそうですが、無線機も似たような使われ方をするものです。時節柄、特に業務などで複数の人が無線機を共用されている場合、定期的な清掃をして清潔に保たれることをお勧めします。

以下、ハンディタイプの無線機の清掃についてご説明しますが、車載タイプのマイクや操作パネルなど手が触れる部分も同様に清掃できます。

清掃の際は電池ふたや防水キャップ類をしっかり閉じてください。バッテリーパック、アンテナを装着して、電源を切ってください。防水型の無線機用でもバッテリー単体では防水になりません。湿気を含んだもので清掃するときは必ず無線機に装着してください。マイク類は外して、机や台の上に這わせて作業してください。ほこり、粉じん類の付着がひどいものは予め家電用のほこり取りブラシ、無ければ毛先が柔らかい小型のハケで軽く叩いて落としてください。粒子が付いたまま拭うと表面に傷が付くことがあります。

いずれの場合も最後に乾拭きして拭き残りの水分やシミを落とした後、完全に乾くまで電源を入れないでください。必ずウエットティシュや布を使い、スプレーでの噴霧、原液の直接塗布や丸洗いは絶対にお止めください。液体による故障はほとんどが製品保証の対象外となりますので、十分ご注意ください。

・市販のエタノール系手指消毒剤を軽く含ませた布や、家電製品用の使い捨てウエットティシュで本体、アンテナ、イヤホンマイク、スピーカーマイク、ヘッドセット、ソフトケースを拭いて手垢や脂を落としてから、乾いた清潔な布でしっかり乾拭きしてください。

・マイク類のケーブルは強く一度に引っ張らないで、少しづつ、丁寧にふいてください。引っ張られるのがケーブル断線の一番の原因です。マイクアクセサリーのスポンジ類は各自が「マイスポンジ」をお使いになり、時々台所洗剤で洗浄、水洗いしてから完全に乾かしてください。清潔なスペアのご注文は無線機販売店、またはアルインコインカムショップをご利用ください。しばしばマイクスポンジが取れたままお使いのイヤホンマイクを見かけますが、スペアスポンジがすぐ外れるときはマイク側のパーツの破損です。スポンジは通話音質にもかかわる重要な役目を持った部品ですので修理をご用命ください。

・工場などでアルコール原液が手に入る所は、自社製アルコール洗浄剤、除菌剤を作って日頃から場内の清掃や従業員の消毒用途にお使いと聞きます。エタノール(酒精)と異なり、イソプロピルアルコール(IPA)は濃すぎるとマイク類のケーブル、液晶カバーのアクリルやアンテナの樹脂カバーを傷める可能性が有るので、無線機器の清掃にお使いの時は希釈濃度に注意してください。それ以外の部位でも、印字が消えたり塗装がはがれたりする不具合が出る恐れがあります。

・市販の手の消毒用IPAも同様です。無線機の清掃にお使いの時は、そのIPA溶液の注意書きを良くお読みになって、無線機の底など目立たない部位で異常が出ないか確かめてからお使いください。IPAを使用しての劣化・故障は製品保証の対象外とさせて頂きます。

・食器や家具、水回りの消毒剤として推奨されている塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)溶液は無線機にはお使いになれません。その他の溶剤(シンナー、小型家電製品用以外の各種クリーナー)も一切お使いにならないでください。防水無線機でも、水を使った丸洗いは絶対にお止めください。これらが原因の故障は全て保証の対象外とさせて頂いております。

・エタノールやIPAが手に入りにくい時は、除菌効果が期待できる界面活性剤を含む食器用中性洗剤をごく少量ぬるま湯に溶いて、清潔な手拭いを浸して固く絞ったものでアンテナ、マイクを含む全体を軽くぬぐい、乾いた別の布で素早く拭きとってください。防水無線機であっても水滴が垂れるような布で拭うと浸水する恐れがあります。但し中性洗剤も濃すぎると、含まれる香料成分が樹脂の劣化や溶着部分を剥がすなど悪影響を与えることがあるので、ごく薄めたものを良く絞って使い、必ず別の布できれいにふき取ってください。かんきつ系の香りがするものは特にこの可能性が高いので避けてください。

・雑成分が少なく酒精度数が高い飲用ホワイトリカーもアルコールの代用にお使いになれますが、糖、酸、塩分、香料など無線機器の故障の原因となる雑成分を多く含むので、ウイスキー、ビール、ワイン、缶チューハイなどの一般的なアルコール飲料はお使いにならないでください。


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