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DX-SR9アップデートファイルの使用方法

別売のERW-7が必要です。(製造を終了したERW-4Cはお使いになれません。)

  • 【重要】ファームウエア・アップデートのリスクについて
    作業中に通信エラーが発生すると、最悪の場合は電源が入らなくなるなど弊社サービスセンターでないと復旧できない状態になることがあります。その場合でも、無線機に電気的な異常は無く、メモリーデータも通常はそのまま残りますが、必ず本書を良く読んで作業してください。
  • ・ERW-4Cのサポートについて
    製造を終了したシリアルポート用ERW-4Cケーブルを使ってアップデートを行うと、途中で通信が途切れて失敗し、フリーズ(電源キーが効かなくなる状態)する確率が非常に高くなることが確認されています。ほかのユティリティやコントロールソフトが問題なく動く環境でもファームウエア更新時には通信エラーが発生することもあります。自分で復旧できなくなりますので、ファームウエアの更新にはERW-4Cをお使いにならないでください。

更新の手順

  • ・このページにあるアップデートファイルをダウンロードし、適当なディレクトリに解凍します。インストーラ「DX-SR9 Flash Writer Ver****.msi」が得られます。
  • ・ファイルをクリックして、適当なディレクトリにインストールします。終了後、「DX-SR9 Flash Writer Ver****.msiへのショートカット」アイコンがデスクトップに表示されます。一度しか使う必要は無い物ですから、作業後は削除しておくことをお勧めします。アンインストールはウインドウズの「プログラムの追加と削除」機能をお使いください。
  • ・ERW-7を初めてお使いになる前にはこちらをご参照のうえ、ドライバーソフトがインストールできているか、ウインドウズのシステムメニューからデバイスマネージャーを開いてポート(COMとLPT)項目でUSB Serial Port(COM*)として表示されるCOMポート番号を確認しておきます。
  • ・DX-SR9のSPジャックとパソコンをケーブルで接続します。電源を入れます。
  • ・アイコンをクリックしてライタープログラムを起動します。COMポート欄に、事前に調べておいた接続ケーブルが割り当てられているCOMポート番号を選択します。プログラムの[Write Ver ***]ボタンを押します。液晶にFLASHと表示され、クローン状態になったことを知らせます。作業にはしばらく時間がかかりますが、この間は絶対にパソコンや無線機を操作したり、電源を抜いたり、ケーブル類を触ったり抜いたりしないでください。書き込みエラーに直結して、弊社サービスセンターのサポート無しでは復旧ができなくなります。
  • ・問題なく終了すると自動的に電源が切れ、再起動します。パソコン画面にはRewriting Success!と表示されます。USBケーブルをPCから外してプログラムを終了し、アンインストールします。

ERW-7をお持ちでないお客様、更新中に異常終了して復旧しなくなったお客様への対応について

*ファームウエア更新とレスキュー作業自体は保証期間の有無に関わらず無償で行います。販売店又は弊社SCにご相談ください。但し弊社SCに直接ご依頼の際は、往復の運賃はお客様のご負担となりますので予めご了承願います。また、書き込み異常が故障に起因するもの(例えばSPジャックの故障など)と判明した場合は、一般の修理規定が適用されますので、あらかじめご理解ください。

*ご依頼方法:無線機本体(アクセサリー類は一切不要です。お送りにならないでください)に、ご返送先のご住所・お名前・お電話番号と「ファームウエア更新希望」または「ファームウエア書き込み失敗の復旧希望」を明記したメモを添えて下記にお送りください。尚、発送中に発生する損傷や紛失は弊社で責任を負いかねますので、厳重に梱包の上、信頼できる手段にて発送頂きますようお願い申し上げます。

〒541-0043 大阪市中央区高麗橋4丁目4番9号 淀屋橋ダイビル
アルインコ 電子サービスセンター
電話 0120-464-007
送り状備考欄に「DX-SR9ファームウエア更新希望」旨、ご明記ください。

確認とダウンロード

※【良くお読みください】アップデートが必ず必要とは限りません。 ダウンロードを行う前に、お手許にあるユニットのファームウエアのバージョン番号を必ず確認してください。その番号がこのアップデートバージョンの数字よりも小さいときだけ更新を行ってください。ファームウエアのバージョンを確認するには、DX-SR9の電源を切り、RITボタンを押しながら電源を入れます。[1.00]のようにバージョン番号が表示されます。電源を入れなおすと運用モードになります。


例:(数字は架空のものです)

  • ・お手許のユニットがVer100ならVer.102のファームウエアに更新されることをお勧めします。Ver.102のほうが新しいものです。
  • ・お手許のユニットがVer.102ならVer.102のファームウエアを当て直す必要はありません。同じ物です。
  • ・お手許のユニットがVer.103で、ここに掲載のものがVer.102の場合、更新しないでください。お手元のファームのほうが新しいものです。

バージョン番号を確認しました。私のファームウエアは更新が必要ですので、注意事項に同意して、アップデートファイルをダウンロードします。

バージョン履歴

以下の点の動作改善、機能追加・変更を行いました。

[Ver1.00-1.01からの更新]

  • ・メモリーチャンネルに、個別のCTCSSトーンエンコード周波数がメモリーできます。1.01以下では、メモリーチャンネルのトーンのパラメータは「セットモードに設定してあるトーンを送出するかどうか」で、Ch.1は88.5Hz、Ch.2には103.5Hz、のような個別設定はできません。CTCSSトーン送出は29MHz FMでレピータ運用をする時など、非常に限られた運用にのみ関連するため、必要が無い限り積極的に更新をお勧めするものではありません。ユーティリティも書き込んだ個別トーン設定は無視するだけで、問題なくお使いになれます。

*本サイトに記載の「ウインドウズ Windows」は米国マイクロソフト社の登録商標です。